危険物(きけんぶつ)
最終更新:2026/4/25
危険物は、火災、爆発、または人体に危害を加える可能性のある物質であり、法律によって厳しく規制されている。
別名・同義語 危険品有害物質
ポイント
危険物は、その危険性に応じて様々な種類に分類され、貯蔵、運搬、取り扱いには特別な注意が必要である。違反すると罰則が科せられる場合がある。
危険物の定義と分類
危険物とは、その性質により、火災を起しやすく、爆発しやすく、または人体に危害を加える可能性のある物質を指します。消防法によって厳しく規制されており、貯蔵、運搬、取り扱いには特別な許可や届け出が必要となる場合があります。
危険物は、その危険性の種類によって大きく以下の6種類に分類されます。
- 可燃性液体: 引火性の高い液体で、ガソリン、灯油、アルコールなどが該当します。
- 可燃性固体: 容易に燃焼する固体で、硫黄、赤リンなどが該当します。
- 引火性液体: 可燃性液体よりも引火点が高い液体で、トルエン、キシレンなどが該当します。
- 酸化性液体: 他の物質を酸化させる性質を持つ液体で、過酸化水素などが該当します。
- 自己反応性液体: 外部からのエネルギー供給なしに、自発的に分解反応を起こす液体です。
- 毒物及び劇物: 人体に対して強い毒性を持つ物質で、シアン化カリウム、農薬などが該当します。
危険物の規制
危険物の貯蔵、運搬、取り扱いに関しては、消防法に基づき、様々な規制が設けられています。例えば、危険物の貯蔵量に応じて、消防署への届け出が必要となる場合があります。また、危険物の運搬には、特別な許可や資格が必要となる場合があります。
危険物を取り扱う際の注意点
危険物を取り扱う際には、以下の点に注意する必要があります。
- 危険物の種類と性質を十分に理解する。
- 危険物の貯蔵、運搬、取り扱いに関する法令を遵守する。
- 火気厳禁を守り、静電気の発生を防ぐ。
- 換気を十分に行い、蒸気を吸い込まないようにする。
- 保護具(手袋、マスク、保護メガネなど)を着用する。
- 万が一、漏洩や事故が発生した場合は、速やかに適切な措置を講じる。