EEZ法(えいえずほう)
最終更新:2026/4/25
EEZ法は、排他的経済水域(EEZ)の設定や管理に関する日本の国内法である。
別名・同義語 排他的経済水域法海洋法
ポイント
1999年に制定され、日本の領海や漁業権、資源開発権などを明確化し、国際的な海洋秩序への適合を目指した。
EEZ法とは
EEZ法(排他的経済水域及び大陸棚に関する法律)は、1999年に制定された日本の国内法です。この法律は、国際連合海洋法条約(UNCLOS)に基づき、日本の排他的経済水域(EEZ)の設定、管理、保全に関する基本的なルールを定めています。
EEZの範囲
EEZは、領海(通常は海岸線から12海里)の外側に広がる、海岸線から200海里までの海域を指します。EEZ内では、沿岸国は資源の探査・開発・保全、海洋環境の保護、人工島の建設などの権利を有します。しかし、他国の航行の自由や飛行の自由は妨げられません。
EEZ法の制定背景
EEZ法の制定は、1982年に採択されたUNCLOSが国際法として発効したことを受け、日本の海洋権益を明確化し、国際的な海洋秩序への適合を図るために必要となりました。それ以前は、日本の漁業権などが国際的に認められていない状況があり、EEZ法の制定によって、これらの権利が法的に保障されることになりました。
EEZ法の内容
EEZ法は、以下の内容を定めています。
- EEZの設定基準
- EEZ内での資源の管理・保全
- EEZ内での海洋環境の保護
- EEZ内での人工島の建設
- EEZに関する紛争の解決
EEZ法の意義
EEZ法の制定は、日本の海洋権益を明確化し、国際的な海洋秩序への適合を図る上で重要な役割を果たしました。また、日本の漁業資源の保全や海洋環境の保護にも貢献しています。
関連法規
EEZ法に関連する法規としては、領海及び領空に関する法律、漁業法、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律などがあります。