SDGs(えすでぃーじーず)
/ɛs.diː.dʒiːz/
最終更新:2026/4/11
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に基づき、2030年までに達成すべき17の国際目標および169のターゲットの総称。
ポイント
貧困や不平等、気候変動など、地球規模の課題解決を目指す。先進国・途上国を問わず全世界が取り組む共通の指針。
概要
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致により採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際目標です。
構成
SDGsは、以下の3つの側面を統合的に解決することを目指しています。
- 経済的成長
- 社会的包摂
- 環境の保護
具体的には、17のゴール(目標)と、それを達成するための169のターゲット(具体目標)で構成されています。「誰一人取り残さない(Leave no one behind)」ことを誓約しており、貧困、不平等、気候変動、環境劣化、平和的公正な社会の構築など、地球規模の諸課題を包括的にカバーしています。
特徴
MDGsが発展途上国を中心とした支援目標であったのに対し、SDGsは先進国を含むすべての国が取り組むべき普遍的な目標である点が最大の特徴です。また、政府だけでなく、企業、自治体、NGO、教育機関、そして個人の市民に至るまで、あらゆるステークホルダーが役割を担うことが求められています。
批判と課題
一部では、目標の数が多く優先順位が不明確である点や、企業による「SDGsウォッシュ(実態を伴わない見せかけの取り組み)」といった懸念も指摘されています。しかし、ESG投資や企業経営の羅針盤として世界的に定着し、現在では国際社会における共通言語としての機能を果たしています。