供給曲線(きょうきゅうきょくせん)
最終更新:2026/4/22
供給曲線は、ある財やサービスの価格と、その価格で供給される量との関係を表した曲線である。
別名・同義語 供給関数供給スケジュール
ポイント
価格が上昇すると供給量が増加し、価格が下落すると供給量が減少するという、経済学における基本的な法則を視覚的に表現する。
供給曲線の概要
供給曲線は、経済学において、ある特定の財やサービスについて、様々な価格レベルで供給者がどれだけの量を供給する意思があるかを示すグラフです。通常、横軸に供給量、縦軸に価格をとります。供給曲線は右上がりの傾きを持つことが一般的で、これは価格が上昇すると供給量が増加し、価格が下落すると供給量が減少するという、供給の法則を表しています。
供給曲線の決定要因
供給曲線は、以下の要因によって影響を受けます。
- 生産コスト: 原材料費、人件費、設備投資などの生産コストが上昇すると、供給曲線は左にシフトします。これは、同じ価格でも供給量が減少することを意味します。
- 技術革新: 技術革新によって生産効率が向上すると、供給曲線は右にシフトします。これは、同じ価格でも供給量が増加することを意味します。
- 将来の価格予想: 将来的に価格が上昇すると予想される場合、供給者は現在の供給量を減らし、将来の販売に備えるため、供給曲線は左にシフトします。
- 関連商品の価格: ある財の生産に利用される原材料の価格が上昇すると、その財の供給曲線は左にシフトします。
- 供給者の数: 市場に供給者が増えると、供給曲線は右にシフトします。
供給曲線の種類
- 短期供給曲線: 短期的な期間における供給量と価格の関係を表します。生産能力に制約があるため、価格が上昇しても供給量の増加には限界があります。
- 長期供給曲線: 長期的な期間における供給量と価格の関係を表します。企業は生産能力を自由に調整できるため、価格が上昇すると供給量も大きく増加します。
供給曲線と市場均衡
供給曲線は、需要曲線と組み合わせて、市場均衡を分析するために使用されます。市場均衡とは、需要量と供給量が一致する価格と数量のことです。供給曲線と需要曲線の交点が、市場均衡点となります。