RLS(あるえるえす)
最終更新:2026/4/25
RLSは、Restless Legs Syndrome(レストレスレッグス症候群)の略であり、脚がむずむずするなどの不快感により、じっとしていられなくなる神経系の疾患である。
別名・同義語 レストレスレッグス症候群むずむず脚症候群
ポイント
RLSは、睡眠障害を引き起こす可能性があり、鉄欠乏や腎不全などが原因となる場合もある。症状の程度は個人差が大きく、日常生活に支障をきたすこともある。
RLS(レストレスレッグス症候群)とは
RLSは、主に夜間に下肢に生じる、じっとしていられないという強い欲求を特徴とする神経系の疾患です。この欲求は、脚がむずむずする、ピリピリする、虫が這うような感覚、痛みなど、さまざまな不快感として現れます。これらの症状は、安静時に悪化し、運動によって一時的に軽減することがあります。
RLSの症状
RLSの主な症状は以下の通りです。
- 下肢(脚、ふくらはぎ、足など)に生じる不快感
- じっとしていられないという強い欲求
- 症状は安静時に悪化し、運動によって一時的に軽減
- 症状は夜間に現れやすく、睡眠を妨げる
これらの症状は、個人によって異なり、症状の程度も様々です。軽度の場合、単なる不快感として済むこともありますが、重度の場合、日常生活に支障をきたすこともあります。
RLSの原因
RLSの原因は、完全には解明されていませんが、いくつかの要因が関与していると考えられています。
- 遺伝的要因: RLSは、家族性を示すことが多く、遺伝的な要因が関与していると考えられています。
- 鉄欠乏: 鉄欠乏は、RLSの症状を悪化させる可能性があります。
- 腎不全: 腎不全は、RLSの症状を引き起こす可能性があります。
- 神経伝達物質の異常: ドーパミンなどの神経伝達物質の異常が、RLSの発症に関与していると考えられています。
- その他の疾患: 糖尿病、末梢神経障害、妊娠なども、RLSのリスクを高める可能性があります。
RLSの診断と治療
RLSの診断は、症状の評価と身体検査に基づいて行われます。血液検査で鉄欠乏や腎不全などの原因となる疾患がないかを確認することもあります。治療法としては、薬物療法や生活習慣の改善などがあります。薬物療法には、ドーパミン作動薬、α2アドレナリン作動薬、ベンゾジアゼピン系薬剤などが用いられます。生活習慣の改善としては、カフェインやアルコールの摂取を控える、適度な運動をする、規則正しい睡眠をとるなどが挙げられます。