SPONSORED

多様性と包含(たようせいとほうせつ)

tajoːseitohoːsetsu

最終更新:2026/4/11

個々の性別、年齢、背景などの違いを認め合い、誰もが排除されずに組織や社会の一員として尊重され、公平に能力を発揮できる状態。ダイバーシティ・アンド・インクルージョン(D&I)の訳語。

ポイント

多様性(ダイバーシティ)が「違いの存在」を指すのに対し、包含(インクルージョン)は「違いを活かして組織に統合すること」を指す。両者は不可分な概念としてセットで用いられる。

多様性と包含(Diversity and Inclusion)

「多様性と包含」は、英語の「Diversity and Inclusion(D&I)」を日本語に訳した概です。現代の組織運営や社会政策において極めて重要な指針となっています。

1. 多様性(Diversity)

単に「違い」が存在することです。性別、年齢、国籍、人種、宗教、障がいの有無、性的指向、経歴、価値観など、目に見える属性から目に見えない属性まで、人間が持つ多様な要素を指します。

2. 包含(Inclusion)

「包摂」とも訳されます。多様な背景を持つ人々が、単にその場にいるだけでなく、組織の一員として受け入れられ、尊重され、自らの能力を最大限に発揮できる環境にある状態を指します。「多様性がダンスパーティーに招待することなら、包含はダンスに誘うことである」という比喩で説明されることが多くあります。

なぜ重要か

  • イノベーションの創出: 異なる視点が交わることで、新しい発想や解決策が生まれやすくなります。
  • 持続可能性の向上: 多様な視点を持つことは、リスクへの対応力を高め、組織のレジリエンス(回復力)を強化します。
  • 社会的正義: すべての人が不当な差別を受けず、公平に機会を得られる社会を実現するための倫理的要請です。

近年では、これらに「公平性(Equity)」を加え、「DE&I(Diversity, Equity & Inclusion)」として語られることが一般的です。

SPONSORED