GAD(がど)
最終更新:2026/4/25
GADは、全般性不安障害(Generalized Anxiety Disorder)の略称であり、慢性的な不安や心配が主な症状である精神疾患である。
別名・同義語 全般性不安障害慢性不安症
ポイント
GADは、特定の対象や状況に対する不安ではなく、日常生活の様々な事柄に対して過剰な不安を感じ続けることが特徴である。治療には、薬物療法や認知行動療法が用いられる。
GAD(全般性不安障害)とは
GADは、持続的で過剰な不安や心配が特徴の精神疾患です。特定の状況や対象に対する恐怖症とは異なり、日常生活の様々な事柄に対して漠然とした不安を感じ続けます。この不安は、本人にとってコントロールが難しく、日常生活に支障をきたすことがあります。
GADの症状
GADの主な症状には、以下のようなものが挙げられます。
これらの症状が、少なくとも6ヶ月以上持続し、日常生活に支障をきたしている場合に、GADと診断されることがあります。
GADの原因
GADの原因は、完全には解明されていませんが、遺伝的要因、脳の機能異常、環境要因などが複雑に絡み合って発症すると考えられています。幼少期のトラウマ体験や、ストレスの多い生活環境などが、発症リスクを高める可能性があります。
GADの治療
GADの治療には、主に薬物療法と精神療法が用いられます。
- 薬物療法: 抗不安薬や抗うつ薬などが用いられます。これらの薬は、不安や心配を軽減し、症状を緩和する効果があります。
- 精神療法: 認知行動療法が最も効果的であるとされています。認知行動療法では、不安を引き起こす思考パターンや行動パターンを特定し、それらを修正することで、不安を軽減します。
GADの診断
GADの診断は、精神科医や心療内科医が行います。問診や心理検査などを通して、症状や経過などを詳しく評価し、診断を行います。
GADと他の精神疾患との違い
GADは、他の精神疾患と症状が似ている場合があります。例えば、パニック障害や社交不安障害などです。これらの疾患との違いを正確に把握し、適切な診断と治療を行うことが重要です。