離床センサー(りしょくせんさー)
最終更新:2026/4/28
離床センサーは、寝ている人がベッドから離れることを検知する機器であり、主に介護現場で利用される。
別名・同義語 転倒検知センサーベッドセンサー
ポイント
転倒リスクの高い高齢者や、夜間の徘徊が懸念される認知症患者の安全確保に役立つ。近年、ワイヤレス化やAIによる誤検知率の低減が進んでいる。
概要
離床センサーは、ベッドや椅子から人が立ち上がったり、離れたりする動作を検知するセンサーです。主に介護施設、病院、自宅介護など、高齢者や体の不自由な方の見守り環境で使用されます。センサーの種類や仕組みによって、検知方法や精度が異なります。
種類と仕組み
離床センサーには、主に以下の種類があります。
- 圧力センサー式: ベッドや椅子に設置し、圧力の変化を検知することで離床を判断します。比較的安価ですが、体圧分散マットレスなどを使用している場合は、検知精度が低下する可能性があります。
- 赤外線センサー式: 赤外線を照射し、その反射の変化を検知することで離床を判断します。圧力センサー式よりも影響を受けにくいですが、周囲の環境光の影響を受ける場合があります。
- 超音波センサー式: 超音波を発信し、その反射の変化を検知することで離床を判断します。赤外線センサー式と同様に、環境光の影響を受けにくいですが、センサーの設置場所によっては、誤検知が発生する可能性があります。
- ワイヤレスセンサー式: ベッドに設置したセンサーと受信機を無線で接続し、離床を検知します。配線が不要で設置が容易ですが、電波状況によっては通信が不安定になる場合があります。
利用シーン
離床センサーは、主に以下のシーンで利用されます。
- 介護施設: 入居者の夜間の離床や転倒を検知し、早期に対応することで、事故を未然に防ぎます。
- 病院: 患者の離床を検知し、看護師に通知することで、患者の安全を確保します。
- 自宅介護: 高齢者一人暮らしや、介護が必要な方の自宅で、離床や転倒を検知し、家族や介護サービス事業者に通知することで、緊急時の対応を迅速に行います。
注意点
離床センサーは、あくまでも補助的な役割を果たすものであり、センサーだけに頼るのではなく、定期的な声かけや見守りも重要です。また、センサーの種類や設置場所によっては、誤検知が発生する可能性があるため、注意が必要です。