コミュニティコーハウジング(こみゅにてぃこーはうじんぐ)
最終更新:2026/4/28
コミュニティコーハウジングは、住民が共同で計画・設計・建設・管理を行う住宅の形態である。
別名・同義語 共同住宅シェアハウス
ポイント
個人のプライバシーを尊重しつつ、住民同士の交流を促進するよう設計された住宅であり、持続可能な社会の実現を目指す。
コミュニティコーハウジングとは
コミュニティコーハウジング(Community Cohousing)は、1960年代にデンマークで生まれた住宅の形態です。単に集合住宅として居住空間を提供するだけでなく、住民が共同で生活空間をデザインし、運営していくことを特徴とします。個々の住戸はプライバシーが確保された独立した空間でありながら、共有スペースを通じて住民間の交流を促進するよう設計されています。
コミュニティコーハウジングの歴史
コミュニティコーハウジングの概念は、1960年代のデンマークで、建築家ヤン・ゲール(Jan Gehl)によって提唱されました。従来の集合住宅では希薄になりがちな住民間のつながりを再構築し、より人間的な生活環境を提供することを目的としていました。その後、ヨーロッパを中心に広まり、北米、アジアなど世界各地でコミュニティコーハウジングの事例が見られるようになりました。
コミュニティコーハウジングの特徴
コミュニティコーハウジングには、以下のような特徴があります。
- 共同設計・建設: 住民が積極的に計画・設計・建設に参加することで、自分たちのニーズに合った住環境を実現します。
- 共有スペース: 共有キッチン、ダイニングルーム、ゲストルーム、ランドリー、庭園などの共有スペースが設けられ、住民間の交流を促進します。
- 共同管理: 住民が共同で住宅の管理を行い、運営に関する意思決定に参加します。
- 多様な世代: 様々な年齢層の住民が共に生活することで、相互扶助の関係を築き、地域社会とのつながりを深めます。
- 持続可能性: 環境負荷の低減や資源の有効活用など、持続可能な社会の実現を目指した取り組みが行われます。
日本におけるコミュニティコーハウジング
日本においても、2000年代以降、コミュニティコーハウジングへの関心が高まっています。都市部を中心に、自主的なグループによるコミュニティコーハウジングの建設事例が増加しており、地方創生や地域活性化の手段としても注目されています。