コンピテンシー基盤研修(こんぴてんしーきばんけんしゅう)
最終更新:2026/4/28
コンピテンシー基盤研修は、職務遂行に必要な知識、技能、態度を明確化し、それらを育成するための研修である。
別名・同義語 能力開発研修行動特性研修
ポイント
従来の知識・技能中心の研修から、行動特性に着目した研修へとシフトする動きの中で発展した。個々の能力開発と組織目標の達成を両立させることを目指す。
コンピテンシー基盤研修とは
コンピテンシー基盤研修は、組織が求める成果を出すために、従業員が持つべき行動特性(コンピテンシー)を明確にし、そのコンピテンシーを育成するための研修プログラムです。従来の研修が知識や技能の習得に重点を置いていたのに対し、コンピテンシー基盤研修は、具体的な職務状況において、どのように行動すれば成果に繋がるかを重視します。
コンピテンシーの定義
コンピテンシーとは、知識、技能、経験、性格特性などが組み合わさって、仕事の成果に影響を与える行動特性のことです。単なる能力だけでなく、仕事に対する姿勢や考え方、対人関係のスキルなども含まれます。コンピテンシーは、組織の戦略目標を達成するために不可欠な要素として認識されています。
コンピテンシー基盤研修のプロセス
コンピテンシー基盤研修は、一般的に以下のプロセスで実施されます。
- コンピテンシーモデルの策定: 組織が求めるコンピテンシーを明確化します。職務分析やパフォーマンス評価などを通じて、成果を出す従業員がどのような行動特性を持っているかを特定します。
- 研修プログラムの開発: 策定されたコンピテンシーモデルに基づいて、研修プログラムを開発します。ロールプレイング、ケーススタディ、グループワークなど、様々な手法を用いて、コンピテンシーの育成を図ります。
- 研修の実施: 開発された研修プログラムを実施します。研修効果を高めるために、参加者のレベルやニーズに合わせたカスタマイズを行うことも重要です。
- 効果測定と改善: 研修の効果を測定し、改善点を見つけます。研修後のパフォーマンス評価やアンケート調査などを通じて、研修の効果を検証します。
コンピテンシー基盤研修のメリット
コンピテンシー基盤研修を導入することで、以下のメリットが期待できます。
コンピテンシー基盤研修の課題
コンピテンシー基盤研修を導入する際には、以下の課題に注意する必要があります。
- コンピテンシーモデルの策定が難しい
- 研修プログラムの開発に時間とコストがかかる
- 研修効果の測定が難しい