CQI(継続的品質改善)(けいぞくてきひんしつかいぜん)
最終更新:2026/4/28
CQIは、組織のプロセスや製品の品質を継続的に改善するための体系的なアプローチである。
別名・同義語 継続的改善TQM
ポイント
CQIは、問題解決だけでなく、予防的な改善活動にも重点を置く点が特徴である。顧客満足度の向上と組織の効率化を目指す。
CQIの概要
CQI(Continuous Quality Improvement)は、日本語では継続的品質改善、または継続的改善とも呼ばれ、組織がそのプロセス、製品、サービスを継続的に改善していくための方法論です。単なる問題解決にとどまらず、プロセスを最適化し、エラーを未然に防ぐことを目的としています。
CQIの歴史
CQIのルーツは、第二次世界大戦後の日本における品質管理運動に遡ります。特に、W.エドワーズ・デミング博士の品質管理に関する思想が大きな影響を与えました。デミング博士は、日本の産業界に統計的品質管理の手法を導入し、品質向上を促進しました。その後、この手法はアメリカに逆輸入され、TQM(Total Quality Management)として発展しました。CQIは、TQMの考え方をさらに具体化し、継続的な改善活動を重視するアプローチとして確立されました。
CQIの主な手法
CQIでは、様々な手法が用いられます。代表的なものとしては、以下のものが挙げられます。
- PDCAサイクル: Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)のサイクルを繰り返すことで、継続的な改善を図ります。
- 統計的プロセス管理(SPC): 統計的手法を用いて、プロセスの変動を監視し、異常を早期に発見します。
- フローチャート: プロセスの流れを視覚的に表現し、改善点を見つけやすくします。
- パレート図: 問題の原因を重要度順に並べ、優先順位をつけて対策を講じます。
- 特性要因図(フィッシュボーン図): 問題の原因を特定するために、様々な要因を分析します。
CQIの導入効果
CQIを導入することで、組織は以下のような効果を得ることができます。