介護老人保健施設(老健)(かいごろうじんほけんしせつ)
最終更新:2026/4/28
介護老人保健施設は、要介護状態の高齢者に対し、医療ニーズと介護ニーズに応じた総合的なサービスを提供する施設である。
別名・同義語 老健介護老人保健
ポイント
老健は、医師、看護師、介護職員等の専門職が連携し、機能訓練やリハビリテーションにも力を入れている点が特徴である。在宅復帰を支援することも目的とする。
介護老人保健施設(老健)とは
介護老人保健施設(老健)は、要介護状態の高齢者に対し、医療と介護を組み合わせたサービスを提供する施設です。病状が安定したものの、入院治療を必要としない方が主な対象となります。
設置の根拠
老健は、「介護保険法」に基づき設置されています。高齢者の医療・介護ニーズに対応し、在宅での生活を支援することを目的としています。
サービス内容
老健では、以下のようなサービスが提供されます。
- 介護サービス: 入浴、排泄、食事等の日常生活の介助、機能訓練、生活援助など
- 医療サービス: 定期的な健康診断、医師による診察、看護、リハビリテーションなど
- その他: 栄養管理、相談支援、社会参加の促進など
入所基準
老健に入所するためには、介護保険の要介護認定を受け、要介護1〜4のいずれかの認定を受ける必要があります。また、医療ニーズと介護ニーズの両方を満たす必要があります。
老健と他の施設の比較
- 特別養護老人ホーム: 医療依存度の高い高齢者が対象。医療ニーズがより高い。
- 介護老人福祉施設: 要介護3以上の高齢者が対象。介護ニーズが高い。
- 病院・介護医療院: 急性期や回復期の医療を提供する。老健よりも医療ニーズが高い。
歴史
老健は、1997年の介護保険制度開始に伴い、従来の介護老人保健施設を改組して設置されました。それ以前は、老人保健法に基づき設置された老人保健施設が存在していました。
関連法規
- 介護保険法
- 老人保健法(一部改正)