住宅改修(介護保険)(じゅうたくかいしゅう(かいごほけん))
最終更新:2026/4/28
住宅改修(介護保険)は、高齢者や障害者が自宅で安心して生活できるよう、介護保険制度を利用して行う住宅の改修のこと。
別名・同義語 介護住宅改修バリアフリー改修
ポイント
介護保険制度における住宅改修は、身体の機能が低下した状態でも住み慣れた自宅で生活を継続するための支援策であり、改修費用の自己負担額は所得に応じて決定される。
住宅改修(介護保険)とは
住宅改修(介護保険)とは、介護保険制度を利用して、高齢者や障害者が自宅で安心して生活できるよう、住宅の構造や設備を改修することを指します。介護保険の被保険者(40歳以上)が、要介護認定または要支援認定を受けている場合に、一定の要件を満たす改修工事に対して、介護保険給付が適用されます。
住宅改修の対象となる工事
住宅改修の対象となる工事は、主に以下のものが挙げられます。
- 手すりの設置: 廊下、階段、トイレ、浴室などに手すりを設置し、移動の安全性を高めます。
- 段差の解消: 玄関や部屋間の段差を解消し、車椅子や歩行器での移動を容易にします。
- スロープの設置: 玄関などにスロープを設置し、車椅子での出入りを可能にします。
- 洋式トイレの設置: 和式トイレを洋式トイレに改修し、立ち座りの負担を軽減します。
- 浴室の改修: 浴室に手すりを設置したり、床を滑りにくい素材にしたりすることで、転倒を防止します。
- 便座の交換: 暖房便座や洗浄便座に交換し、快適性を向上させます。
- その他: 昇降機の設置、ドアの開閉方式の変更なども対象となる場合があります。
住宅改修の利用方法
住宅改修を利用するには、まず居宅介護支援事業所や地域包括支援センターに相談し、住宅改修計画を作成してもらう必要があります。計画に基づき、改修工事を実施し、介護保険に請求することで、自己負担額を差し引いた費用が支給されます。
費用負担
住宅改修にかかる費用は、介護保険給付と自己負担額で構成されます。自己負担額は、被保険者の所得に応じて決定され、1割、2割、または3割の負担となります。給付限度額が設定されており、それを超える費用は自己負担となります。