ロレータ(歩行車)(ろれーた)
最終更新:2026/4/28
ロレータは、身体の不自由な人が歩行を補助するために使用する、座席付きの車輪付き歩行補助具である。
別名・同義語 歩行補助具シルバーカー(一部機能が異なる)
ポイント
ロレータは、歩行困難な高齢者やリハビリテーション中の患者の自立を支援する目的で設計された。手元のブレーキや高さ調節機能などが備わっている。
ロレータ(歩行車)の概要
ロレータは、歩行が困難な人が、自力で移動するための補助具です。通常の歩行器に座席が備わっている点が特徴で、長時間の移動や休憩を必要とする場合に適しています。特に、高齢者やリハビリテーション中の患者の生活の質(QOL)向上に貢献しています。
歴史
ロレータの原型は、20世紀後半にスウェーデンで開発されました。当初は、リウマチなどの慢性疾患を持つ患者のリハビリテーションを目的として設計されましたが、その後、高齢者の移動支援にも活用されるようになりました。日本には1980年代に導入され、普及が進みました。
構造と機能
ロレータは、主に以下の要素で構成されています。
- フレーム: 軽量なアルミ合金などが使用され、耐久性と携帯性に優れています。
- 車輪: 通常、4つの車輪が取り付けられており、スムーズな移動を可能にします。ブレーキ機能付きの車輪もあります。
- 座席: 折りたたみ式の座席が備わっており、休憩時に利用できます。
- ハンドブレーキ: 手元のレバー操作でブレーキをかけ、安全性を確保します。
- 高さ調節機能: 利用者の体格に合わせて、座席やハンドルの高さを調節できます。
- バスケット: 荷物を入れるためのバスケットが取り付けられている場合があります。
利用上の注意点
ロレータを使用する際には、以下の点に注意が必要です。
- 平坦な場所で使用し、段差や悪路は避ける。
- 急な坂道やカーブでは、速度を落とし、慎重に操作する。
- ブレーキを確実にかけ、安全を確認してから停止する。
- 定期的に点検を行い、部品の緩みや破損がないか確認する。
ロレータの種類
ロレータには、様々な種類があります。
- 標準型: 基本的な機能を持つロレータ。
- 折りたたみ型: コンパクトに折りたため、持ち運びや収納に便利。
- 電動アシスト型: 電動モーターが搭載されており、坂道や長距離移動を楽にできます。