睡眠時ポジショニング(すいみんじぽじしょにんぐ)
最終更新:2026/4/28
睡眠時ポジショニングは、睡眠中の体位を調整することで、呼吸や循環を改善し、快適な睡眠を促すことを目的とした処置である。
別名・同義語 睡眠体位寝位
ポイント
特に呼吸器疾患や循環器疾患を持つ患者、または術後の患者において、誤嚥性肺炎や褥瘡の予防、呼吸状態の改善のために用いられる。
睡眠時ポジショニングの概要
睡眠時ポジショニングは、患者の体位を適切に調整することで、生理機能をサポートし、睡眠の質を向上させるための看護技術です。仰臥位、側臥位、腹臥位など、様々な体位が用いられ、患者の状態や目的に応じて選択されます。
睡眠時ポジショニングの種類
- 仰臥位: 頭部をやや高くした仰臥位は、呼吸が楽になり、誤嚥のリスクを軽減します。心不全や呼吸困難の患者に適応されます。
- 側臥位: 左右どちらかの側臥位は、体圧を分散し、褥瘡の予防に効果的です。呼吸状態によっては、患側を上にするか下にするかを調整します。
- 腹臥位: 腹臥位は、呼吸器系の拡張を促し、痰の排出を容易にします。ただし、顔面への圧迫や呼吸の抑制に注意が必要です。
睡眠時ポジショニングの目的
- 呼吸状態の改善: 呼吸困難の軽減、換気量の増加
- 循環状態の改善: 静脈還流の促進、心臓への負担軽減
- 誤嚥性肺炎の予防: 仰臥位での誤嚥リスク軽減
- 褥瘡の予防: 体圧分散による皮膚への負担軽減
- 快適な睡眠の促進: 安静な睡眠環境の提供