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発話補助装置(SGD)(はつわほじょそうち(えすじーでぃー))

最終更新:2026/4/28

発話補助装置(SGD)は、言語によるコミュニケーションが困難な人が、文字や絵記号を用いて意思疎通を支援する機器である。

別名・同義語 コミュニケーション支援機器意思伝達支援装置

ポイント

SGDは、脳性麻痺や筋萎縮性側索硬化症(ALS)など、様々な障がいを持つ人々のQOL向上に貢献する。近年では、AI技術を活用した高度なSGDも開発されている。

概要

発話補助装置(Speech Generating Device、SGD)は、音声によるコミュニケーションが困難な人々が、文字、絵記号、音声などを利用して意思疎通を図るための器です。主に、脳性麻痺、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、発声困難を伴う発達障がい、脳卒中後遺症など、様々な障がいを持つ人々が利用します。

歴史

SGDの原型は、1960年代にアメリカで開発された、文字盤を用いて単語を選択する装置に遡ります。その後、技術の進歩に伴い、より小型化、高性能化が進み、現在では、パソコンやタブレット端末をベースとした、多様なSGDが開発されています。

SGDは、入力方法や表示方法によって、様々な種類があります。

  • 直接入力式: キーボードやマウスを用いて、文字を直接入力する方式です。
  • 選択入力式: 画面に表示された文字や絵記号を、スイッチや視線などを用いて選択する方式です。
  • 音声入力式: 音声認識技術を用いて、発話内容を文字に変換する方式です。

機能

SGDは、単に文字や絵記号を表示するだけでなく、様々な機能を備えています。

  • 予測変換機能: 入力された文字から、予測される単語やフレーズを表示する機能です。
  • 音声合成機能: 入力された文字を、音声に変換する機能です。
  • コミュニケーション支援機能: 頻繁に使用するフレーズや単語を登録し、簡単に呼び出すことができる機能です。

今後の展望

近年では、AI技術を活用した、より高度なSGDが開発されています。例えば、脳波や視線などの生体信号を用いて、より直感的に操作できるSGDや、文脈を理解して適切な応答を生成するSGDなどが研究されています。

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