移乗ボード(いじょうぼーど)
最終更新:2026/4/28
移乗ボードは、車椅子からベッドや便座などへの移乗を補助するために用いられる、滑りやすい表面を持つ板状の器具である。
別名・同義語 移乗板スライドボード
ポイント
移乗ボードを使用することで、介護者の負担軽減と利用者の安全確保が期待できる。主に医療機関や介護施設で使用される。
移乗ボードとは
移乗ボードは、車椅子利用者や身体の不自由な方が、車椅子から別の場所へ安全かつ容易に移動できるよう設計された補助具です。主に、ベッド、便座、検査台など、高さの異なる場所への移乗をサポートします。
構造と材質
移乗ボードは、一般的にプラスチック製の板状で、表面は滑りやすい加工が施されています。これにより、衣服や身体とボードの間の摩擦を減らし、少ない力でスムーズな移乗を可能にします。ボードの幅や長さは、利用者の体格や移乗先の状況に合わせて選択されます。
使用方法
- 移乗先の高さと車椅子の高さを調整します。
- 移乗ボードを移乗先と車椅子の間に架け渡します。
- 利用者は、車椅子から移乗ボードへ、そして移乗先へと、ゆっくりと体重を移動させます。
- 介護者は、利用者の安全を確保しながら、必要に応じて介助を行います。
注意点
- 移乗ボードは、必ず安定した場所に設置してください。
- 利用者の体重がボードの耐荷重を超えないように注意してください。
- 移乗ボードの表面が汚れている場合は、清掃してから使用してください。
- 介護者は、利用者の状態を観察しながら、適切な介助を行ってください。
歴史
移乗ボードの原型は、1950年代にスウェーデンで開発されました。当初は木製でしたが、後にプラスチック製へと改良され、より軽量で扱いやすくなりました。日本には1980年代に導入され、現在では広く普及しています。