車いす(くるまいす)
最終更新:2026/4/28
車いすは、移動能力が低下した人が、自力または介助によって移動するための、車輪が付いた座席である。
ポイント
車いすは、身体障害者だけでなく、一時的な怪我や病気による移動困難な人々の生活を支える重要な福祉用具である。手動式、電動式など様々な種類がある。
車いすの歴史
車いすの原型は、古代ギリシャやローマ時代に存在したと考えられている。しかし、現代の車いすに近い形になったのは、18世紀以降である。17世紀には、車輪付きの椅子が貴族の間で使用されていた記録がある。19世紀に入ると、車いすは障害者のための移動手段として普及し始めた。20世紀に入り、技術の進歩により、軽量で操作性の高い車いすが登場し、生活の質が向上した。
車いすの種類
車いすには、大きく分けて手動式と電動式がある。手動式車いすは、利用者が自分の力で車輪を回して移動する。軽量でコンパクトなため、取り回しがしやすい。一方、電動式車いすは、バッテリーを動力源としてモーターで駆動する。体力に自信がない人や、長距離移動をする人に適している。その他、スポーツ用車いす、介助用車いす、リクライニング車いすなど、様々な種類の車いすが存在する。
車いすの構造
車いすは、フレーム、シート、車輪、アームレスト、フットレスト、ブレーキなどで構成されている。フレームは、車いすの骨格となる部分であり、強度と軽量性が求められる。シートは、利用者の体圧を分散し、快適な座り心地を提供する。車輪は、車いすの移動を可能にする。アームレストは、腕を支え、姿勢を安定させる。フットレストは、足を乗せる場所を提供する。ブレーキは、車いすを停止させるための装置である。
車いすの利用における注意点
車いすを利用する際には、安全に配慮することが重要である。段差や悪路は避け、平坦な場所を走行する。急な坂道やカーブは、慎重に走行する。ブレーキは、常に正常に作動するか確認する。また、車いすのメンテナンスを定期的に行い、常に良好な状態を保つことが重要である。