酸化還元電位(さんかかんげんでんい)
最終更新:2026/4/22
酸化還元電位は、化学種が電子を授受する傾向を示す指標であり、電極電位として測定される。
別名・同義語 レドックス電位酸化還元度
ポイント
酸化還元電位は、溶液中の酸化剤と還元剤の相対的な強さを示し、電気化学反応の方向性を予測する上で重要である。pHの影響を受けるため、pHも考慮する必要がある。
酸化還元電位とは
酸化還元電位(redox potential)は、化学種が電子を授受する能力、すなわち酸化力または還元力の強さを表す物理量です。具体的には、ある化学種が他の化学種を酸化または還元する際の電極電位として測定されます。酸化還元電位が高いほど酸化力が強く、低いほど還元力が強いことを意味します。
酸化還元電位の測定
酸化還元電位は、通常、白金電極や銀-塩化銀電極などの基準電極を用いて測定されます。測定対象の溶液に電極を浸し、基準電極との間の電位差を測定することで、酸化還元電位を決定します。測定には、pHメーターに酸化還元電位測定機能が組み込まれた機器が用いられることが一般的です。
酸化還元電位に影響を与える要因
酸化還元電位は、以下の要因によって影響を受けます。
- 温度: 温度が上昇すると、一般的に酸化還元電位は変化します。
- pH: 酸化還元電位はpHに依存するものが多く、pHの変化によって電位が変動します。
- イオン強度: 溶液中のイオン強度が高いほど、イオン間の相互作用が強くなり、酸化還元電位に影響を与えます。
- 化学種の種類と濃度: 酸化剤と還元剤の種類と濃度が、酸化還元電位を決定する最も重要な要素です。
酸化還元電位の応用
酸化還元電位は、様々な分野で応用されています。