永久凍土(えいきゅうとうど)
最終更新:2026/4/25
永久凍土は、2年以上にわたり0℃以下の温度を維持する地盤のことである。
別名・同義語 凍土凍結地
ポイント
地球温暖化の影響により融解が進み、地盤沈下やメタンガス放出などの問題を引き起こす可能性がある。北極圏や高山地帯に広く分布している。
永久凍土とは
永久凍土とは、2年以上にわたり0℃以下の温度を維持する地盤のことです。地中深くの温度が氷点下であるため、土壌中に氷の結晶が含まれています。この氷は数十年から数百万年もの間、凍結した状態を保っている場合もあります。
永久凍土の分布
永久凍土は、地球の約24%を占める広範囲に分布しています。主に、北極圏(ロシア、カナダ、アメリカ合衆国のアラスカ州など)、南極圏、高山地帯(ヒマラヤ山脈、アンデス山脈など)に見られます。特に、シベリアやカナダ北部の広大な地域は、厚い永久凍土層に覆われています。
永久凍土の融解とその影響
地球温暖化の影響により、永久凍土の融解が加速しています。融解によって、地盤が沈下し、道路や建物などのインフラに深刻な被害をもたらす可能性があります。また、永久凍土に含まれる有機物が分解されることで、二酸化炭素やメタンガスなどの温室効果ガスが放出され、地球温暖化をさらに促進する悪循環が生じる恐れがあります。
永久凍土の研究
永久凍土の研究は、地球温暖化の影響を予測し、対策を講じる上で非常に重要です。研究者たちは、永久凍土の温度変化、融解速度、温室効果ガスの放出量などをモニタリングし、将来の気候変動への影響を評価しています。また、永久凍土に含まれる古代の微生物や遺伝子を分析することで、地球の歴史や生命の進化に関する新たな知見を得ることも期待されています。