火成岩(かせきがん)
最終更新:2026/4/25
火成岩は、マグマまたは溶岩が冷え固まってできた岩石である。
別名・同義語 噴出岩マグマ岩
ポイント
地球内部の熱エネルギーによって生成され、地球の地殻を構成する主要な岩石の一つである。噴火や地殻変動によって形成される。
火成岩とは
火成岩は、地球内部で生成されたマグマが地表または地表付近で冷却・固化することで形成される岩石です。マグマが地表に噴出して冷却・固化したものを溶岩岩、地表の下でゆっくりと冷却・固化したものを深成岩と分類します。
火成岩の種類
溶岩岩
溶岩岩は、火山噴火によって地表に流れ出した溶岩が冷え固まってできた岩石です。冷却速度が速いため、結晶が小さく、ガラス質や微細な結晶組織を持つものが多く見られます。代表的な溶岩岩には、玄武岩、安山岩、流紋岩などがあります。
深成岩
深成岩は、マグマが地表の下でゆっくりと冷却・固化してできた岩石です。冷却速度が遅いため、結晶が大きく、肉眼で識別できるほどの結晶組織を持つものが多く見られます。代表的な深成岩には、花崗岩、閃緑岩、斑礝岩などがあります。
火成岩の生成過程
火成岩の生成過程は、地球内部の熱エネルギーと密接に関わっています。地球内部のマントルでは、高温高圧下で岩石が融解し、マグマが生成されます。このマグマは、周囲の岩石よりも密度が低いため、浮力によって上昇し、地表または地表付近で冷却・固化して火成岩となります。
火成岩の利用
火成岩は、建材、道路材、石材など、様々な用途に利用されています。例えば、花崗岩は、耐久性が高く、美しい外観を持つため、建築物の外装材や墓石などに利用されます。玄武岩は、強度が高く、耐摩耗性に優れているため、道路材や河川の護岸材などに利用されます。