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地すべり(じすべり)

最終更新:2026/4/25

地すべりは、斜面を構成する土砂や岩盤が、重力によって斜面下方へ移動する現象である。

別名・同義語 斜面崩壊土石流

ポイント

地すべりは、豪雨や地震などの影響で発生しやすく、大規模な災害を引き起こす可能性がある。斜面の傾斜や地質構造が影響する。

地すべりの定義と発生メカニズム

地すべりは、斜面を構成する土砂や岩盤が、重力、水圧、地震などの要因によって不安定となり、斜面下方へ移動する現象です。移動様式は、土砂の類や含水量、斜面の傾斜などによって異なり、ゆっくりとした移動から、急激な崩壊まで様々な形態をとります。

発生メカニズムとしては、以下の点が挙げられます。

  • 重力: 斜面を構成する土砂や岩盤には常に重力が作用しており、これが斜面を不安定にする要因となります。
  • 水圧: 降雨地下水の影響で土砂中の間隙水圧が上昇すると、土砂の有効応力が低下し、せん断強度が低下します。これにより、地すべりが誘発されやすくなります。
  • 地震: 地震の揺れによって斜面が振動し、土砂の結合力が低下することで、地すべりが誘発されることがあります。
  • 地形: 急峻な斜面や、地層の傾斜が斜面と一致する場所は、地すべりが起こりやすい地形です。
  • 地質: 粘土質の土砂や、風化しやすい岩盤は、地すべりが起こりやすい地質です。

地すべりの種類

地すべりは、移動速度や移動形態によって、以下のように分類されます。

  • ゆっくりとした地すべり: 数年〜数十年かけてゆっくりと移動する地すべりです。地表面に亀裂や歪みが生じることがあります。
  • 急激な地すべり: 短時間で急激に移動する地すべりです。大規模な崩壊を伴うことがあり、甚大な被害をもたらすことがあります。
  • 流動性地すべり: 土砂が水と混ざり合い、流動的な状態となって移動する地すべりです。デブリフローと呼ばれることもあります。

地すべり対

地すべり対策としては、以下のものが挙げられます。

  • 斜面安定工: 斜面の傾斜を緩やかにしたり、擁壁を設置したりすることで、斜面の安定性を高めます。
  • 排水工: 地下水の排水を促進することで、土砂中の間隙水圧を低下させます。
  • 植生工: 植物の根を張らせることで、土砂の結合力を高めます。
  • 避難計画: 地すべりが発生した場合に備えて、避難計画を策定し、住民への周知徹底を図ります。

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