堆積岩(たいせきがん)
最終更新:2026/4/25
堆積岩は、砂、泥、礫などの堆積物が、長期間にわたって圧力を受け、固まってできた岩石である。
別名・同義語 沈殿岩堆成岩
ポイント
堆積岩は、地球の表面環境や過去の生物の活動に関する重要な情報を含んでいる。地層を形成し、化石の産出地となる。
堆積岩とは
堆積岩は、既存の岩石が風化・浸食によって生じた破片(砂、泥、礫など)や、生物の遺骸などが、水や空気によって運ばれ、堆積して固結した岩石です。地球表面の約75%を覆っており、地層の大部分を構成しています。
堆積岩の種類
堆積岩は、その成因や構成物質によって、大きく以下の3つに分類されます。
- 砕屑岩: 既存の岩石が風化・浸食されてできた破片が堆積してできた岩石です。砂岩、礫岩、泥岩などがこれに該当します。
- 化学岩: 水溶液中に溶解していた物質が化学反応によって析出してできた岩石です。石灰岩、ドロマイト、岩塩などがこれに該当します。
- 有機岩: 生物の遺骸が堆積してできた岩石です。石炭、頁岩などがこれに該当します。
堆積岩の形成過程
堆積岩が形成される過程は、以下のようになります。
- 風化・浸食: 既存の岩石が、風や水、温度変化などによって風化し、浸食されます。
- 運搬: 風化・浸食によって生じた破片や溶解した物質が、水や空気によって運ばれます。
- 堆積: 運ばれた破片や溶解した物質が、陸地や海底などに堆積します。
- 固結: 堆積した破片や溶解した物質が、圧力や化学反応によって固結し、岩石となります。
堆積岩からわかること
堆積岩は、堆積した当時の環境や生物の活動に関する情報を多く含んでいます。例えば、砂岩の粒の大きさや形、泥岩の層理、石灰岩に含まれる化石などを調べることで、堆積した場所の気候や水深、生物の種類などを推定することができます。