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両生類(りょうせいるい)

最終更新:2026/4/25

両生類は、水生幼生期と陸上生活を送る成体期を持ち、変態を伴う脊椎動物の総称である。

別名・同義語 両栖類

ポイント

両生類は、皮膚呼吸を行うことができ、水と陸の二つの環境に適応して生活する。世界には約8000種が存在する。

両生類の概要

両生類(両栖類とも呼ばれる)は、魚類から陸上脊椎動物への進化の過程を示すグループであり、水辺に近い湿った環境を好む。幼生期は魚類に似た形態で水中生活を送り、鰓呼吸を行う。成長するにつれて変態を行い、肺呼吸や皮膚呼吸によって陸上生活に適応する。

両生類の分類

両生類は、無尾目(カエル、アマガエルなど)、有尾目(サンショウウオ、イモリなど)、無足目(アシナシイモリなど)の3つの目に分類される。

  • 無尾目: 成体は尾を持たず、後肢が発達している。跳躍に適した体型を持つが多い。
  • 有尾目: 成体は尾を持ち、四肢は比較的短く、歩行や遊泳に用いる。水生種が多い。
  • 無足目: 四肢を持たず、ミミズのような細長い体型を持つ。地中や水中で生活する。

両生類の生態

両生類は、変温動物であり、体温を外部環境に依存する。皮膚は薄く、乾燥しやすいため、湿った環境を必要とする。多くの種は、昆虫や小型の無脊椎動物を捕食する。繁殖は、水中で行われることが多い。卵は、水中で孵化し、幼生(オタマジャクシなど)を経て変態する。

両生類の保全

両生類は、環境汚染、生息地の破壊、気候変動などによって、世界的に個体数が減少している種が多い。特に、カエルなどの種は、皮膚呼吸を行うため、環境汚染の影響を受けやすい。保全活動としては、生息地の保護、環境汚染の防止、外来種の駆除などが挙げられる。

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