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内分泌系(ないぶんびけい)

最終更新:2026/4/25

内分泌系は、ホルモンを介して体の機能を調節する器官群のネットワークである。

別名・同義語 エンドクリン系ホルモン系

ポイント

神経系と連携し、成長、代謝、生殖など、生命維持に不可欠なプロセスを制御する。ホルモンは血液によって全身に運ばれ、標的細胞に作用する。

内分泌系の概要

内分泌系は、神経系と並んで、体の恒常性を維持するための重要な調構です。神経系が電気信号を用いて迅速な情報伝達を行うのに対し、内分泌系はホルモンという化学物質を介して比較的緩やかな情報伝達を行います。ホルモンは、血液に乗って全身を巡り、特定の標的細胞に作用することで、様々な生理機能を調節します。

主要な内分泌器官

内分泌系を構成する主要な器官には、以下のようなものがあります。

  • 視床下部: ホルモン分泌を制御する中枢。自律神経系とも連携
  • 下垂体: 視床下部の指令を受け、他の内分泌腺を制御するホルモンを分泌。
  • 甲状腺: 代謝を調節するホルモン(サイロキシン、トリヨードサイロニン)を分泌。
  • 副甲状腺: カルシウム代謝を調節するホルモン(副甲状腺ホルモン)を分泌。
  • 膵臓: インスリンやグルカゴンを分泌し、血糖値を調節。
  • 副腎: ストレス反応に関わるホルモン(コルチゾール、アドレナリン)を分泌。
  • 卵巣(女性)/精巣(男性): 性ホルモン(エストロゲン、テストステロン)を分泌。

ホルモンの作用機序

ホルモンは、血液中に分泌された後、特定の受容体を持つ標的細胞に結合することで、その細胞の機能を変化させます。ホルモンの作用は、受容体の類、細胞の種類、ホルモンの濃度などによって異なります。

内分泌系の異常

内分泌系の異常は、ホルモン分泌の過剰または不足によって引き起こされます。これらの異常は、様々な疾患の原因となります。例えば、糖尿病はインスリンの分泌不足または作用不足によって引き起こされ、甲状腺機能亢進症はサイロキシンなどのホルモンが過剰に分泌されることによって引き起こされます。

関連用語

  • ホルモン: 内分泌腺から分泌される生理活性物質。
  • 受容体: ホルモンと結合し、細胞の機能を変化させるタンパク質
  • 恒常性: 体内環境を一定に保つ機能。

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