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EWS(早期警告スコア)(そうきけいこうすこあ)

最終更新:2026/4/28

EWSは、患者の臨床状態の悪化を予測するために、バイタルサインと意識レベルの変化を点数化した指標である。

別名・同義語 早期警報スコアバイタルサインスコアリング

ポイント

EWSは、主に集中治療室や一般病棟で、患者の容態急変を早期に発見し、適切な介入を促すために用いられる。スコアが高いほど、容態悪化のリスクが高いと判断される。

EWS(早期警告スコア)とは

EWS(Early Warning Score)は、患者の生理学指標を組み合わせて、臨床状態の悪化を早期に予測するためのツールです。主に、呼吸数、心拍数、体温、血圧、意識レベルの6つのパラメータを評価し、それぞれに点数を割り当てることで、総合的なスコアを算出します。

EWSの算出方法

各パラメータの点数は以下の通りです。

  • 呼吸数: 8回/分未満:3点、9-11回/分:1点、12-20回/分:0点、21-24回/分:1点、25回/分以上:3点
  • 心拍数: 40回/分未満:3点、41-50回/分:1点、51-90回/分:0点、91-110回/分:1点、111回/分以上:3点
  • 体温: 35.0℃未満:3点、35.1-36.0℃:1点、36.1-38.0℃:0点、38.1-39.0℃:1点、39.1℃以上:3点
  • 血圧: 90mmHg未満:3点、91-100mmHg:1点、101-110mmHg:0点、111mmHg以上:1点
  • 意識レベル: 警醒低下:3点、反応鈍い:1点、通常:0点

これらの点数を合計し、総合的なEWSスコアを算出します。スコアが高いほど、患者の容態が悪化するリスクが高いと判断されます。

EWSの活用

EWSは、患者の容態悪化を早期に発見し、適切な介入を促すために、集中治療室(ICU)や一般病棟で広く使用されています。EWSスコアに基づいて、看護師や医師は、患者のモニタリング頻度を増やしたり、より積極的な治療を開始したりすることができます。

EWSの限界

EWSは有用なツールですが、限界もあります。例えば、EWSは、患者の基礎疾患や過去の病歴を考慮していません。また、EWSは、患者の容態悪化を予測するための指標であり、必ずしも容態悪化を予防できるわけではありません。

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