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TENS(経皮的電気刺激療法)(けいひてきでんきしげきりょうほう)

最終更新:2026/4/28

TENS(経皮的電気刺激療法)は、皮膚を通して電気刺激を与え、痛みを軽減する目的で用いられる物理療法である。

別名・同義語 経皮的電気刺激電気鎮痛療法

ポイント

TENSは、鎮痛効果だけでなく、血行促進や筋肉の疲労回復を目的として利用されることもある。医療機関だけでなく、家庭用機器も存在する。

TENS(経皮的電気刺激療法)とは

TENS(Transcutaneous Electrical Nerve Stimulation)は、経皮的電気刺激療法とも呼ばれ、皮膚を通して微弱な電気刺激を与え、痛みを軽減する治療法です。1970年代から慢性疼痛の治療に用いられ、現在では様々な痛みの緩和に利用されています。

TENSの作用

TENSの作用機序は、主に以下の2つの説が提唱されています。

  • ゲートコントロール理論: 脊髄における痛みの伝達を抑制する。
  • 内因性オピオイド系: 脳内で内因性オピオイド(モルヒネに似た物質)の分泌を促進し、鎮痛効果をもたらす。

TENSの

TENSには、刺激の種類や周波数によっていくつかの種類があります。

  • 高周波TENS: 痛みの伝達を遮断する効果が期待される。
  • 低周波TENS: 内因性オピオイド系を活性化し、持続的な鎮痛効果が期待される。
  • アキュポイントTENS: 鍼灸のツボに相当する部位に刺激を与える。

TENSの適応

TENSは、以下のような様々な痛みの緩和に用いられます。

  • 慢性疼痛(腰痛、肩こり、神経痛など)
  • 術後疼痛
  • 分娩時の痛み
  • がん性疼痛

TENSの禁忌

TENSは、一般的に安全な治療法ですが、以下のような場合は禁忌となります。

  • ペースメーカーなどの体内医療機器を使用している場合
  • 妊娠
  • 皮膚に炎症や感染がある場合
  • 悪性腫瘍の疑いがある場合

TENSの注意

TENSを使用する際は、以下の点に注意が必要です。

  • 刺激の強さは、徐々に上げていく。
  • 刺激が強すぎると、皮膚に炎症を起こすことがある。
  • 効果がない場合は、専門医に相談する。

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