GAD-7(不安評価)(がどなな)
最終更新:2026/4/28
GAD-7は、全般性不安障害(GAD)のスクリーニングを目的として設計された、7項目の自己評価式アンケートである。
別名・同義語 全般性不安障害スクリーニング不安7項目尺度
ポイント
各項目は過去2週間における症状の頻度を評価し、合計スコアによって不安の程度を分類する。医療現場での利用が一般的である。
GAD-7(不安評価)とは
GAD-7(Generalized Anxiety Disorder 7-item scale)は、全般性不安障害(GAD)のスクリーニングに用いられる、広く認知されている心理検査です。1999年にSpitzerらによって開発され、簡便さと信頼性の高さから、臨床現場や研究分野で広く利用されています。
GAD-7の構成と評価方法
GAD-7は、「過去2週間」を対象に、以下の7つの症状について、それぞれの頻度を評価します。
- 神経過敏になりやすい
- 容易に疲れてしまう
- 心配しすぎる
- 落ち着きがない
- 恐怖を感じやすい
- リラックスできない
- 心配事が頭から離れない
各項目に対して、「全くない」「ほとんどない」「時々ある」「しばしばある」「ほとんどいつも」の5段階で回答し、各回答に0〜3点の点数を割り当てます。合計スコアは0〜21点となり、スコアが高いほど不安の程度が高いと判断されます。
- 0-4点:最小限の不安
- 5-9点:軽度〜中程度の不安
- 10-14点:中程度〜重度の不安
- 15点以上:重度の不安
GAD-7の利用上の注意点
GAD-7はスクリーニングツールであり、診断を確定するものではありません。高スコアが出た場合は、専門家による詳細な評価を受けることが推奨されます。また、GAD-7は自己評価式であるため、回答者の主観に左右される可能性があります。
GAD-7の参考文献
- Spitzer RL, Kroenke K, Williams JB, Löwe B. A brief measure for assessing generalized anxiety disorder: the GAD-7. Arch Intern Med. 2006;166(10):1092-7.