足趾血圧測定(そくしけつあつそくてい)
最終更新:2026/4/28
足趾の血圧を測定する検査であり、末梢血管の血流状態を評価するために用いられる。
別名・同義語 足趾血圧
ポイント
糖尿病性神経障害や末梢動脈疾患の診断に有用であり、非侵襲的に行うことができる検査である。
足趾血圧測定とは
足趾血圧測定は、足の指先の血圧を測定することで、末梢血管の状態を評価する検査です。主に、糖尿病性神経障害や末梢動脈疾患などの診断、および病状の重症度評価に用いられます。
測定方法
足趾血圧測定は、専用のプローブを足趾に装着し、超音波ドップラー法を用いて血流を測定します。通常、すべての足趾(母趾、第二趾、第三趾、第四趾、第五趾)の血圧を測定し、左右差や最低血圧値を比較します。
臨床的意義
- 糖尿病性神経障害: 糖尿病性神経障害では、末梢神経が障害されることで、足趾の血流が低下することがあります。足趾血圧測定は、この血流低下を早期に発見するのに役立ちます。
- 末梢動脈疾患: 末梢動脈疾患では、動脈硬化などにより、足の血管が狭窄し、血流が低下します。足趾血圧測定は、この血流低下の程度を評価するのに役立ちます。
- その他: レイノー病、閉塞性動脈硬化症などの診断にも用いられます。
正常値と異常値
足趾血圧の正常値は、年齢や性別、測定条件によって異なりますが、一般的には、50mmHg以上とされています。40mmHg未満の場合は異常値とされ、血流低下が疑われます。左右の足趾血圧の差が大きい場合も、異常値と判断されます。