持続血糖測定(CGM)(じぞくけっとうそくてい)
最終更新:2026/4/28
持続血糖測定(CGM)は、皮下組織に埋め込んだセンサーを用いて、血糖値を継続的にモニタリングする技術である。
別名・同義語 リアルタイム血糖モニタリング連続血糖モニタリング
ポイント
CGMは、従来の血糖測定器と比較して、血糖値の変動パターンを詳細に把握できるため、糖尿病管理に役立つ。リアルタイムでの血糖値変化の確認や、低血糖・高血糖の早期発見が可能。
持続血糖測定(CGM)とは
持続血糖測定(CGM: Continuous Glucose Monitoring)は、従来の指先穿刺による血糖測定とは異なり、皮下組織に挿入したセンサーを用いて、間質液中のグルコース濃度を継続的に測定する技術です。測定されたデータは、受信機やスマートフォンなどのデバイスに送信され、リアルタイムで血糖値の変化を確認できます。
CGMの仕組み
CGMシステムは、主に以下の3つの要素で構成されます。
- センサー: 皮下組織に挿入され、グルコース濃度を測定します。センサーの種類によって、測定期間や精度が異なります。
- 送信機: センサーから測定されたデータを、受信機やスマートフォンに送信します。
- 受信機/スマートフォンアプリ: センサーから送信されたデータを表示し、血糖値の変化をグラフや数値で確認できます。アラート機能により、低血糖や高血糖を知らせることも可能です。
CGMのメリット
- 血糖値の変動パターンの把握: 従来の血糖測定では分からなかった、食後や運動時の血糖値の変化を詳細に把握できます。
- 低血糖・高血糖の早期発見: 血糖値が急激に変化した場合に、アラート機能で知らせてくれるため、早期に対応できます。
- 糖尿病管理の改善: 血糖値の変動パターンを把握することで、食事療法や運動療法、薬物療法などの治療計画を最適化できます。
- HbA1cとの相関: 長期的な血糖コントロールを示すHbA1c値と、CGMで測定された血糖値の変動パターンとの相関を把握できます。
CGMのデメリット
- 費用: 従来の血糖測定器と比較して、費用が高額です。
- 装着時の痛み: センサーを皮下組織に挿入する際に、痛みを感じることがあります。
- センサーの交換: センサーは定期的に交換する必要があります。
- 測定誤差: センサーの種類や測定環境によって、測定誤差が生じる可能性があります。
CGMの適応
CGMは、主に以下の患者に適応されます。