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低体温応急処置(ひしょうたいおんおうきゅうしょち)

最終更新:2026/4/28

低体温になった患者に対し、体温低下を食い止め、回復を促すための初期対応。

別名・同義語 低体温症初期対応体温低下時の応急処置

ポイント

低体温は生命を脅かす状態であり、迅速な応急処置が重要となる。特に、保温と専門家への連絡が不可欠である。

低体温応急処置の概要

低体温とは、体温が35℃以下になった状態を指します。高齢者や乳幼児、屋外での活動者などが特にリスクを高めます。低体温応急処置は、患者の生命を維持し、回復を早めるために、迅速かつ適切に行う必要があります。

低体温応急処置の手順

  1. 安全確保: 患者を安全な場所に移動させます。二次的な外傷を防ぐため、周囲の状況を確認し、危険な要素を取り除きます。
  2. 体温測定: 可能であれば、体温を測定します。しかし、体温測定に時間をかけすぎないように注意が必要です。
  3. 保温: 患者を温めます。毛やタオルで包み、風を防ぎます。首、脇の下、股などの太い動脈が通る部分を重点的に温めると効果的です。ただし、急激な温め方は避け、徐々に体温を上げるようにします。
  4. 着替え: 濡れた衣服を脱がせ、乾いた衣服に着替えます。衣服がない場合は、毛布などで体を覆います。
  5. 温かい飲み物: 意識がある場合は、温かい飲み物(甘いものを含む)を与えます。アルコールやカフェインを含む飲料は避けてください。
  6. 医療関への連絡: 直ちに医療機関に連絡し、指示を仰ぎます。低体温は重篤な状態であり、専門的な治療が必要となる場合があります。
  7. 心肺蘇生: 意識がなく、呼吸や脈がない場合は、心肺蘇生を開始します。心肺蘇生は、医療機関の指示に従って行います。

注意点

  • 患者を激しく揺さぶったり、摩擦したりしないでください。これにより、不整脈を引き起こす可能性があります。
  • 温めすぎに注意してください。急激な温め方は、血圧低下やショックを引き起こす可能性があります。
  • 患者の意識状態を常に観察し、変化があれば医療機関に報告してください。

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