胃ろう(PEG)(いろうぺぐ)
最終更新:2026/4/28
胃ろう(PEG)は、内視鏡を用いて腹壁から胃に直接チューブを挿入する栄養補給法である。
別名・同義語 経皮的内視鏡下胃瘻術PEGチューブ
ポイント
経口摂取が困難な患者に対し、栄養状態を維持・改善するために行われる。長期的な栄養管理に適している。
胃ろう(PEG)とは
胃ろう(PEG:Percutaneous Endoscopic Gastrostomy)は、内視鏡を用いて腹壁から胃に直接チューブを挿入し、栄養を供給する方法です。経口摂取が困難な患者、例えば、脳卒中、頭部外傷、食道がん、または嚥下機能障害を持つ患者に対して、栄養状態を維持・改善するために用いられます。
胃ろう(PEG)の適応
胃ろう(PEG)は、以下の様な状態の患者に適応されます。
- 経口摂取が困難、または不十分な場合
- 栄養状態の悪化が認められる場合
- 十分な栄養摂取が期待できない場合
- 長期的な栄養補給が必要な場合
胃ろう(PEG)の手技
胃ろう(PEG)は、通常、内視鏡医によって行われます。患者は鎮静剤または麻酔を投与され、内視鏡を口から食道、胃へと挿入します。その後、腹壁から胃に小さな穴を開け、チューブを挿入します。チューブは、腹壁に固定され、栄養剤を注入するために使用されます。
胃ろう(PEG)の合併症
胃ろう(PEG)には、以下のような合併症が起こる可能性があります。
- 感染症
- 出血
- チューブの閉塞
- 胃管周囲炎
- 漏出
胃ろう(PEG)の管理
胃ろう(PEG)を使用している患者は、定期的なチューブの洗浄、皮膚のケア、栄養剤の適切な投与が必要です。また、合併症の兆候がないか注意深く観察する必要があります。