断熱(だんねつ)
最終更新:2026/4/22
断熱とは、熱の移動を抑制する技術またはその状態を指し、温度差を維持することを目的とする。
別名・同義語 保温隔熱
ポイント
断熱は、建物の省エネルギー化や工業プロセスの効率化に不可欠であり、様々な材料や方法が用いられる。
断熱の概要
断熱は、熱が物体から物体へ、または物体内を移動するのを防ぐ技術です。熱の移動には、伝導、対流、放射の3つの方法があります。断熱材は、これらの熱の移動を抑制することで、温度差を維持し、エネルギー効率を高めます。
断熱の原理
- 伝導の抑制: 物質を介した熱の移動を抑制します。断熱材は熱伝導率が低いため、熱が伝わりにくくなります。
- 対流の抑制: 流体(空気や水など)の動きによる熱の移動を抑制します。断熱材は空気層を閉じ込めたり、流体の流れを妨げたりすることで、対流を抑制します。
- 放射の抑制: 電磁波による熱の移動を抑制します。断熱材の表面に反射性の高いコーティングを施したり、放射率の低い材料を使用したりすることで、放射を抑制します。
断熱材の種類
- グラスウール: ガラス繊維を原料とした断熱材で、安価で広く使用されています。
- ロックウール: 岩石繊維を原料とした断熱材で、耐火性に優れています。
- 発泡プラスチック系断熱材: ポリスチレンフォームやウレタンフォームなどがあり、軽量で断熱性能が高いです。
- セルロースファイバー: 古紙を原料とした断熱材で、環境に優しいです。
- 無機系断熱材: シリカゲルやパーライトなどがあり、耐火性や吸湿性に優れています。