熱反射マップ(ねつはんしゃまっぷ)
最終更新:2026/4/23
熱反射マップは、建物の表面温度分布を可視化し、断熱性能の評価や改善に利用される画像である。
別名・同義語 サーモグラフィ赤外線画像
ポイント
赤外線カメラを用いて撮影され、温度の高い部分ほど明るく表示される。建物のエネルギー効率の診断に役立つ。
熱反射マップとは
熱反射マップ(Thermal Reflection Map)は、赤外線カメラを用いて建物の表面温度を測定し、その温度分布を色分けして画像化したものです。建物の断熱性能や気密性を評価するために広く利用されており、エネルギー効率の改善に役立ちます。
測定原理
物体は、その温度に応じて赤外線を放射します。赤外線カメラは、この赤外線を検出し、温度に変換して画像として表示します。温度が高いほど明るい色(例えば赤色や黄色)で表示され、温度が低いほど暗い色(例えば青色や緑色)で表示されます。これにより、建物の表面温度のムラを視覚的に把握することができます。
活用事例
- 断熱性能の評価: 断熱材の施工不良箇所や、断熱材が不足している箇所を特定できます。
- 気密性の評価: 隙間風の侵入箇所や、空気の漏れ出し箇所を特定できます。
- 結露の発生箇所の特定: 表面温度が低い箇所は結露が発生しやすい傾向があるため、結露対策に役立ちます。
- 設備の点検: 電気設備や機械設備の異常発熱を検知できます。
測定時の注意点
- 天候: 直射日光や雨天時は、測定結果に影響を与える可能性があるため、避ける必要があります。
- 風: 強風時は、表面温度が変動しやすいため、測定に適さない場合があります。
- 測定距離: 測定距離が遠すぎると、温度分解能が低下するため、適切な距離で測定する必要があります。
- 反射率: 建物の表面の反射率によって、測定結果が影響を受ける場合があります。