高分子(こうぶんし)
最終更新:2026/4/22
高分子は、多数の分子が共有結合によって繰り返し結合した、分子量の非常に大きい物質である。
別名・同義語 ポリマーマクロ分子
ポイント
高分子は、プラスチック、ゴム、タンパク質など、私たちの身の回りの多くの物質を構成する重要な物質群である。その特性は、構成する分子の種類や構造によって大きく異なる。
高分子とは
高分子(polymer)とは、分子量がおおむね10万以上の巨大分子のことです。多数の低分子量物質(モノマー)が、共有結合によって化学的に結合し、繰り返し構造を形成することで生成されます。この繰り返し構造を持つ分子をポリマーと呼びます。
高分子の種類
高分子は、その構造や性質によって様々な種類に分類されます。
- 天然高分子: 生物由来の高分子であり、タンパク質、核酸、セルロース、デンプンなどが含まれます。これらは生命活動に不可欠な役割を果たしています。
- 合成高分子: 人工的に合成された高分子であり、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル(PVC)、ナイロン、ポリエステルなどが含まれます。これらはプラスチックや合成繊維として広く利用されています。
高分子の性質
高分子は、その分子量や構造によって、様々な性質を示します。
- 機械的性質: 柔軟性、強度、弾性など。
- 熱的性質: 融点、ガラス転移温度、熱分解温度など。
- 電気的性質: 絶縁性、導電性など。
- 溶解性: 溶媒への溶解度など。
これらの性質は、高分子の用途を決定する重要な要素となります。
高分子の応用
高分子は、その多様な性質から、様々な分野で応用されています。