超銀河団(ちょうぎんがだん)
最終更新:2026/4/25
超銀河団は、数十から数百個の銀河団が集まって構成される、宇宙における最大の構造である。
別名・同義語 銀河系群大規模構造
ポイント
超銀河団は、銀河や銀河団が重力によって結びつき、フィラメント状に分布する大規模構造であり、宇宙の大規模構造を理解する上で重要な概念である。
超銀河団とは
超銀河団は、宇宙における銀河の分布において、銀河団よりもさらに大規模な構造です。数十から数百個の銀河団が重力によって結びつき、直径数億光年にも及ぶ巨大な構造を形成しています。
超銀河団の構造
超銀河団は、均一な分布ではなく、フィラメントと呼ばれる細長い構造と、ボイドと呼ばれる空洞状の領域が複雑に絡み合って構成されています。銀河や銀河団は、フィラメントに沿って分布し、ボイドはほとんど銀河が存在しない空間です。この構造は、宇宙の大規模構造を特徴づけるものであり、宇宙の進化を理解する上で重要な手がかりとなります。
超銀河団の発見
超銀河団の存在は、1980年代に銀河の赤方偏移の観測から示唆されました。銀河の分布がランダムではなく、特定の方向に集まっていることが明らかになり、その集団が超銀河団と呼ばれるようになりました。その後、大規模な銀河サーベイによって、多くの超銀河団が発見されています。
代表的な超銀河団
- レオ超銀河団: 我々の銀河系が属する局所超銀河団の一部であり、レオ座の方向に位置しています。
- シャプレー超銀河団: 宇宙で最も巨大な超銀河団の一つであり、シャプレー座の方向に位置しています。
- ラニアケア超銀河団: 2014年に発見された超銀河団で、我々の銀河系を含む多くの銀河団が含まれています。
超銀河団の研究
超銀河団の研究は、宇宙の大規模構造の形成過程や、銀河の進化に与える影響を理解するために重要です。シミュレーションや観測によって、超銀河団の形成メカニズムや、銀河の分布との関係が研究されています。