大陸地殻(たいりくちかく)
最終更新:2026/4/22
大陸を構成する、比較的厚く、花崗岩質の地殻。
別名・同義語 陸地殻
ポイント
海洋地殻に比べて密度が低く、古くから存在している。プレートテクトニクスにおいて重要な役割を果たす。
大陸地殻の概要
大陸地殻は、地球の表面を覆う地殻のうち、大陸を構成する部分を指します。海洋地殻と比較して、厚さ、密度、組成が大きく異なります。平均的な厚さは30〜50km程度ですが、特に山岳地帯では70kmを超えることもあります。
大陸地殻の組成
大陸地殻の主要な構成物質は、花崗岩質の岩石です。これは、長石、石英、雲母などの鉱物から構成されており、全体的にケイ素やアルミニウムを多く含んでいます。また、大陸地殻には、変成岩や堆積岩も含まれており、地質年代によって多様な岩石が分布しています。
大陸地殻と海洋地殻の違い
大陸地殻は、海洋地殻に比べて密度が低いため、海洋地殻の上に浮いているように存在します。海洋地殻の密度が高いのは、玄武岩質の岩石を主成分としているためです。また、大陸地殻は海洋地殻よりも古く、最古の地殻は約40億年前のものも存在します。海洋地殻は、プレートの活動によって常に生成・消滅を繰り返しているため、比較的新しい地殻がほとんどです。
大陸地殻の形成過程
大陸地殻の形成過程は、地球の初期の活動と深く関わっています。原始地球が冷却する過程で、マントルから分化し、花崗岩質のマグマが上昇して固結することで大陸地殻が形成されたと考えられています。その後、プレートテクトニクスの活動によって、大陸地殻は成長し、現在の姿になりました。
大陸地殻とプレートテクトニクス
大陸地殻は、プレートテクトニクスにおいて重要な役割を果たしています。大陸地殻を構成するプレートは、マントルの対流によって移動し、衝突したり、分離したりすることで、山脈の形成や地震、火山活動を引き起こします。