鉱物学(こうぶつがく)
最終更新:2026/4/16
鉱物の化学組成、結晶構造、物理的性質を研究する地球科学の一分野。
別名・同義語 岩石学結晶学
ポイント
鉱物学は、地球を構成する物質の基礎を理解する上で不可欠な学問です。鉱物の特定や分類を通して、地球の歴史や環境を解き明かします。
鉱物学とは
鉱物学は、地球を構成する無機性の固体物質である鉱物を対象とする学問です。鉱物の化学組成、結晶構造、物理的性質、生成過程などを研究し、地球の成り立ちや進化、地殻変動、資源の分布などを解明することを目的とします。
鉱物の定義
鉱物と定義されるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 自然に存在する:人工的に合成されたものは鉱物とはみなされません。
- 無機物である:生物によって作られたものは鉱物ではありません(ただし、バイオミネラルという例外もあります)。
- 固体である:液体や気体は鉱物ではありません。
- 一定の化学組成または化学式を持つ:厳密な化学組成を持つ鉱物もあれば、ある範囲内で組成が変化する鉱物もあります。
- 結晶構造を持つ:原子が規則正しく配列した結晶構造を持つことが重要です。ただし、非晶質の鉱物も存在します。
鉱物学の研究分野
鉱物学は、様々な研究分野に分かれています。
- 結晶鉱物学:鉱物の結晶構造をX線回折などの手法を用いて解析します。
- 鉱物化学:鉱物の化学組成を決定し、その組成と結晶構造の関係を研究します。
- 鉱物光学:偏光顕微鏡を用いて鉱物の光学特性を観察し、鉱物の同定や性質の解明を行います。
- 地球鉱物学:地球内部や地表で生成される鉱物を研究し、地球の進化や地殻変動との関連を明らかにします。
- 鉱物資源学:有用な鉱物資源の探査、開発、利用に関する研究を行います。
鉱物学の応用
鉱物学の研究成果は、様々な分野に応用されています。