外来種(がいらいしゅ)
最終更新:2026/4/25
外来種とは、本来その地域に存在しなかった生物が、人間の活動によって持ち込まれた種のこと。
別名・同義語 移入種寄生種
ポイント
外来種は、生態系に影響を与える可能性があり、在来種との競合や捕食、病気の伝播などが懸念される。近年、その問題が深刻化している。
外来種の定義と分類
外来種とは、ある地域に自然に生息していた範囲を超えて、人間の活動によって別の地域に導入された生物を指します。外来種は、その影響の度合いによって、以下の3つのカテゴリーに分類されます。
外来種が持ち込まれる経路
外来種が持ち込まれる経路は様々です。主な経路としては、以下のものが挙げられます。
- 意図的な導入: 観賞用植物や家畜、農業用生物など、人間の目的によって持ち込まれる。
- 不意的な導入: 船舶のバラスト水、貨物、人の衣服などに付着して持ち込まれる。
- 自然分布域の拡大: 気候変動などによって、生息範囲が拡大し、新たな地域に侵入する。
外来種が及ぼす影響
外来種は、在来の生態系に様々な影響を及ぼします。主な影響としては、以下のものが挙げられます。
- 在来種の駆逐: 外来種が在来種よりも繁殖力が強く、在来種を駆逐してしまう。
- 生態系の変化: 外来種が食物連鎖を破壊し、生態系のバランスを崩してしまう。
- 経済的被害: 農業や漁業に被害をもたらす。
- 人体への影響: 毒を持つ外来種や、病原菌を媒介する外来種が、人体に悪影響を及ぼす。
日本における外来種対策
日本においては、外来種対策として、外来生物法に基づき、特定外来生物の輸入、飼育、栽培、保管、運搬、販売などが規制されています。また、侵略的外来種に対する駆除活動も行われています。