多職種ラウンド(たしょくしゅらんど)
最終更新:2026/4/28
多職種ラウンドは、患者を対象に、複数の専門職者が集まり、それぞれの専門的視点から情報を共有し、治療方針などを検討する会議である。
別名・同義語 カンファレンスケース会議
ポイント
多職種ラウンドは、医療、福祉、教育など、様々な分野の専門家が連携することで、患者中心の包括的な支援を目指す。
多職種ラウンドの概要
多職種ラウンドは、患者の状態を多角的に評価し、より適切な支援を提供するために行われる。従来の医療においては、医師を中心とした診療が一般的であったが、現代においては、患者の抱える問題は複雑化しており、単一の専門職だけでは対応しきれない場合がある。そのため、多職種ラウンドを通じて、それぞれの専門職が連携し、総合的な視点から患者を支援することが重要となっている。
多職種ラウンドの参加職種
多職種ラウンドには、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、心理士、栄養士、薬剤師など、様々な専門職が参加する。患者の状態やニーズに応じて、教員や福祉関係者なども参加することがある。
多職種ラウンドの進め方
多職種ラウンドでは、まず、患者の状態に関する情報が共有される。次に、それぞれの専門職が、自身の専門的視点から患者の状態を評価し、意見を交換する。そして、患者の目標やニーズを踏まえ、具体的な治療方針や支援計画が策定される。多職種ラウンドの記録は、患者の診療録に添付され、今後の診療に活用される。
多職種ラウンドのメリット
多職種ラウンドのメリットとしては、以下の点が挙げられる。
- 患者の状態を多角的に評価できる
- より適切な治療方針や支援計画を策定できる
- 専門職間の連携が強化される
- 患者の満足度が向上する
多職種ラウンドの課題
多職種ラウンドの課題としては、以下の点が挙げられる。
- 参加職種間のコミュニケーション不足
- 多職種ラウンドの開催に必要な時間と労力
- 多職種ラウンドの効果測定の難しさ