タンパク質(たんぱくしつ)
最終更新:2026/4/25
タンパク質は、アミノ酸が鎖状に結合した高分子有機物であり、生物の構成成分として重要な役割を担う。
ポイント
タンパク質は、酵素、抗体、ホルモンなど多様な機能を持つ生体分子であり、生命活動に不可欠である。食事から摂取する必要がある。
タンパク質の概要
タンパク質は、生物を構成する主要な有機高分子の一つであり、アミノ酸がペプチド結合によって連なったポリペプチド鎖が基本構造である。タンパク質は、生物の細胞や組織を構成するだけでなく、酵素、ホルモン、抗体など、生命活動に不可欠な様々な機能を持つ。
アミノ酸
タンパク質を構成するアミノ酸は、約20種類が存在し、それぞれ異なる化学的性質を持つ。アミノ酸は、α炭素にアミノ基、カルボキシル基、水素原子、側鎖が結合した構造を持つ。側鎖の違いによって、アミノ酸の性質(疎水性、親水性、酸性、塩基性など)が異なり、タンパク質の立体構造や機能に影響を与える。
タンパク質の構造
タンパク質の構造は、一次構造、二次構造、三次構造、四次構造の4つの階層に分けられる。一次構造は、アミノ酸の配列であり、ペプチド結合によって決定される。二次構造は、ポリペプチド鎖の局所的な折り畳みであり、αヘリックスやβシートなどが存在する。三次構造は、ポリペプチド鎖全体の立体構造であり、様々な相互作用(水素結合、イオン結合、ファンデルワールス力、疎水性相互作用など)によって安定化される。四次構造は、複数のポリペプチド鎖が結合して形成される構造である。
タンパク質の機能
タンパク質は、生物体内で多様な機能を発揮する。酵素は、生化学反応を触媒する。抗体は、異物を認識し、排除する。ホルモンは、生理機能を調節する。構造タンパク質は、細胞や組織の構造を維持する。輸送タンパク質は、物質を輸送する。運動タンパク質は、運動を可能にする。
タンパク質の摂取
タンパク質は、食事から摂取する必要がある。肉、魚、卵、乳製品、豆類などに豊富に含まれている。タンパク質の摂取量は、年齢、性別、活動量などによって異なるが、一般的には、体重1kgあたり0.8g程度が推奨される。