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ALS(二次救命処置)(えるえす)

最終更新:2026/4/28

ALS(二次救命処置)は、心停止や重篤な呼吸不全の患者に対し、現場で高度な医療処置を行う救命活動である。

別名・同義語 高度救命処置二次救命蘇生

ポイント

ALSは、従来の一次救命処置(心肺蘇生法)に加え、薬剤投与や気管挿管などの専門的な処置を指す。救急隊員や医師が実施する。

ALS(二次救命処置)とは

ALS(Advanced Life Support)は、二次救命処置のことで、心停止や重篤な呼吸不全といった、生命を脅かす状態にある患者に対して、救急隊員や医師が現場で行う高度な医療処置を指します。従来の一次救命処置(心肺蘇生法)が、一般民が行う基本的な救命処置であるのに対し、ALSは専門的な知識と技術を要する救命処置です。

ALSの具体的な処置内容

ALSでは、以下のような処置が行われます。

  • 気道確保: 口腔内や鼻腔内の異物除去、気管挿管などにより、気道を確保します。
  • 呼吸管理: 人工呼吸器の使用、酸素投与などにより、呼吸を補助します。
  • 循環管理: 静脈路確保による輸液、薬剤投与(アドレナリン、アミオダロンなど)、電気ショック(除細動)などにより、循環を改善します。
  • モニタリング: 心電図、血圧、酸素飽和度などを継続的にモニタリングし、患者の状態を評価します。

ALSの重要性

心停止からの生存率は、時間経過とともに急激に低下します。ALSは、早期に高度な医療処置を行うことで、患者の生存率を向上させる重要な役割を果たします。また、ALSの実施により、後遺症の軽減も期待できます。

ALSの歴史

ALSの概は、1960年代にアメリカで提唱され、その後、世界的に普及しました。日本においては、1980年代からALSの導入が進められ、現在では多くの救急隊員や医師がALSの訓練を受けています。

ALSと一次救命処置の関係

ALSは、一次救命処置(心肺蘇生法)と連携して行われます。一次救命処置によって、心停止からの時間を稼ぎ、ALSによる高度な医療処置につなげることが重要です。

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