血圧測定(けつあつそくてい)
最終更新:2026/4/28
血圧測定は、血液が血管壁に与える圧力を測定する行為であり、健康状態の評価に用いられる。
別名・同義語 血圧計測血圧測定法
ポイント
血圧測定は、高血圧や低血圧といった循環器系の異常を早期に発見するための重要なスクリーニング検査である。家庭用血圧計を用いた自己測定も普及している。
血圧測定の概要
血圧測定は、心臓が血液を送り出す際の圧力(収縮期血圧)と、心臓が休息している際の圧力(拡張期血圧)を測定する。通常、単位はmmHg(ミリメートル水銀柱)で表され、「収縮期血圧/拡張期血圧」のように記述される。
血圧測定の方法
血圧測定には、主に以下の方法がある。
- 水銀血圧計: 従来から用いられてきた方法で、正確性が高い。しかし、水銀の使用による環境への影響が懸念されている。
- アネロイド血圧計: 水銀を使用しないため、環境負荷が低い。定期的な校正が必要。
- 電子血圧計: 操作が簡単で、自動的に血圧を測定できる。家庭用血圧計として広く普及している。
血圧の基準値
日本高血圧学会のガイドラインによると、血圧の基準値は以下の通りである。(2019年現在)
- 正常血圧: 120/80 mmHg未満
- 正常高値血圧: 120-129/80 mmHg未満
- 高値血圧: 130-139/80-89 mmHg
- Ⅰ度高血圧: 140-159/90-99 mmHg
- Ⅱ度高血圧: 160-179/100-109 mmHg
- Ⅲ度高血圧: 180/110 mmHg以上
血圧測定の注意点
正確な血圧測定を行うためには、以下の点に注意する必要がある。
- 測定前に5分程度の安静時間をおく。
- カフェインや喫煙は控える。
- 適切な体位で測定する(座位が一般的)。
- カフ(腕帯)のサイズが適切であること。
- 測定時は、腕を心臓と同じ高さに保つ。
血圧測定の重要性
血圧測定は、高血圧症の早期発見、適切な治療の開始、そして心血管疾患のリスク軽減に不可欠である。定期的な血圧測定を心がけ、異常が認められた場合は、医師の診察を受けることが重要。