内視鏡(ないしきょう)
最終更新:2026/4/25
内視鏡は、体内の観察や診断、治療を目的として、細長い管状の機器を用いて行う医療検査手法である。
別名・同義語 スコープファイバースコープ
ポイント
内視鏡検査は、消化器内科、呼吸器内科、泌尿器科など、様々な診療科で利用されており、早期発見や治療に貢献している。近年では、高画質化や小型化が進んでいる。
内視鏡の概要
内視鏡は、先端に光源とカメラを備えた細い管を体内に挿入し、患部を直接観察する医療機器です。観察だけでなく、組織の採取(生検)やポリープの切除など、治療行為を行うことも可能です。
内視鏡の種類
内視鏡には、観察部位や目的に応じて様々な種類があります。
- 消化管内視鏡: 食道、胃、十二指腸、大腸などを観察します。上部消化管内視鏡と下部消化管内視鏡があります。
- 気管支内視鏡: 気管や気管支を観察します。
- 膀胱内視鏡: 膀胱を観察します。
- 腹腔鏡: 腹腔内を観察します。開腹手術に比べて負担が少ないため、近年利用が増加しています。
- 関節鏡: 関節内を観察します。
内視鏡検査の流れ
内視鏡検査は、通常、検査前に腸管洗浄液を服用したり、絶食したりする必要があります。検査中は、鎮静剤を使用することで、苦痛を軽減することができます。検査後は、しばらくの間、食事制限が必要となる場合があります。
内視鏡の歴史
内視鏡の原型は、19世紀初頭にドイツの医師ボイエルによって発明されました。当初は、光ファイバーではなく、鏡やレンズを用いていました。その後、光ファイバー技術の発展により、より小型で高性能な内視鏡が開発されるようになりました。
内視鏡の応用
内視鏡は、診断だけでなく、治療にも応用されています。例えば、ポリープの切除、止血、異物除去などを行うことができます。近年では、内視鏡手術も普及しており、低侵襲な治療法として注目されています。