巧緻動作訓練(こうちどうさくんれん)
最終更新:2026/4/28
巧緻動作訓練は、手指の巧緻性や協調性を高めることを目的とした訓練であり、作業療法やリハビリテーションで用いられる。
別名・同義語 手指訓練作業療法
ポイント
日常生活動作の改善や、特定の技能習得を支援する目的で行われる。脳卒中や神経系の疾患からの回復に役立つ。
巧緻動作訓練の概要
巧緻動作訓練は、手指の細かい動きや、目と手の協調性を必要とする作業を通して、機能回復や維持を目指す訓練です。具体的には、ビーズ通し、積み木、折り紙、紐結び、ボタンかけ、文字書き、絵画、工作などの活動が含まれます。
訓練の目的
巧緻動作訓練の主な目的は以下の通りです。
訓練の種類
巧緻動作訓練には、様々な種類があります。
- 手指訓練: 手指の屈伸運動、開閉運動、つまむ運動など、手指の基本的な機能を高める訓練。
- 協調運動訓練: 両手を用いた作業や、手指と目との協調性を必要とする作業を通して、協調性を高める訓練。
- 課題指向型訓練: 特定の課題(例:文字書き、絵画)を通して、巧緻動作能力を向上させる訓練。
- 装具療法: 手指の変形や麻痺がある場合に、装具を用いて手指の機能をサポートする訓練。
適応となる疾患
巧緻動作訓練は、以下のような疾患の方に適応となります。
- 脳卒中
- 脊髄損傷
- 脳性麻痺
- 末梢神経障害
- 変形性関節症
- リウマチ性関節炎
- 認知症
訓練の注意点
巧緻動作訓練を行う際には、以下の点に注意が必要です。
- 患者さんの状態に合わせて、適切な難易度の課題を選択する。
- 無理のない範囲で、徐々に難易度を上げていく。
- 患者さんのモチベーションを維持できるように、工夫する。
- 痛みを伴う場合は、直ちに訓練を中止する。