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円背評価(えんはいひょうか)

最終更新:2026/4/28

円背評価とは、脊椎の側弯症の重症度を評価する際に用いられる、コブ角の大きさに基づいて行う分類法である。

別名・同義語 コブ角評価側弯評価

ポイント

コブ角が小さいほど軽症であり、大きいほど重症と判断される。治療方針の決定に重要な指標となる。

概要

円背評価は、主に小児や若年者に発症する脊椎側弯症の診断と治療において重要な役割を果たす。側弯症は、脊椎が左右に曲がってしまう疾患であり、その曲がりの程度を客観的に評価するために円背評価が用いられる。

評価方法

円背評価では、X線写真を用いて脊椎のコブ角を測定する。コブ角とは、側弯している脊椎の最も曲がっている部分の角度のことである。コブ角の大きさによって、側弯症の重症度が分類される。

  • 軽症 (0-25度): 通常、経過観察となる。
  • 中等症 (25-40度): 装具療法が検討される。
  • 重症 (40度以上): 手術療法が検討される。

歴史

円背評価は、1960年代にアメリカの整形外科医であるモーリス・コブによって提唱された。コブは、側弯症の重症度を客観的に評価するための指標としてコブ角を提案し、その分類法は現在でも広く用いられている。

注意

円背評価は、あくまで側弯症の重症度を評価するための指標の一つであり、患者の状態全体を考慮して治療方針を決定する必要がある。コブ角だけでなく、年齢、性別、側弯のタイプ、神経症状なども総合的に判断される。

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