リンパ浮腫評価(りんぱふしゅうちょうひょうか)
最終更新:2026/4/28
リンパ浮腫評価は、リンパ系の機能障害により生じた体液貯留の程度を客観的に判断する検査および測定方法である。
別名・同義語 リンパ浮腫重症度評価リンパ浮腫スクリーニング
ポイント
リンパ浮腫評価は、治療効果のモニタリングや、進行度合いの把握に不可欠である。評価方法には、視診、触診、計測、画像検査などがある。
リンパ浮腫評価の概要
リンパ浮腫は、リンパ管の閉塞や機能不全により、組織内にリンパ液が貯留する状態です。リンパ浮腫評価は、このリンパ液貯留の程度を客観的に把握し、適切な治療計画を立てるために行われます。評価は、浮腫の部位、程度、症状、患者の生活への影響などを総合的に考慮して行われます。
リンパ浮腫評価の方法
リンパ浮腫評価には、様々な方法があります。
- 視診・触診: 浮腫の部位、範囲、皮膚の変化(硬さ、色調、温度など)を目視および触診で確認します。
- 計測: 浮腫部位の周囲径を測定します。通常、関節周囲の2箇所、およびその中間の1箇所を測定し、左右差を比較します。測定には、メジャーやリンパ浮腫専用の計測テープが用いられます。
- 画像検査: リンパ管の閉塞やリンパ節の状態を評価するために、MRI、CT、リンパ管造影などの画像検査が行われることがあります。
- バイオインピーダンス分析(BIA): 体内の水分量や体組成を測定し、リンパ浮腫の程度を評価します。
- リンパシンチグラフィ: 放射性物質を用いてリンパの流れを可視化し、リンパ管の閉塞や機能不全を評価します。
リンパ浮腫評価の重要性
リンパ浮腫評価は、以下の点で重要です。