徒手リンパドレナージ(としゅりんぱどれなーじ)
最終更新:2026/4/28
徒手リンパドレナージは、皮膚を優しく操作し、リンパの流れを促進することで、体内の老廃物や余分な水分を排出する手技である。
別名・同義語 リンパドレナージマニュアルリンパドレナージ
ポイント
リンパ系は免疫機能と密接に関わっており、徒手リンパドレナージは、むくみの改善や免疫力向上を目的として行われることがある。専門的な知識と技術を要する。
概要
徒手リンパドレナージは、フランスの医師ヴォイヴォによって開発されたテクニックであり、1932年に発表された。リンパ管の走行に沿って、皮膚を優しく引き上げる、押す、滑らせるなどの手技を組み合わせることで、リンパ液の流れを促進する。これにより、老廃物や余分な水分、免疫細胞などが効率的に循環し、体内の浄化作用を高めると考えられている。
歴史
ヴォイヴォは、リンパ浮腫の治療法を模索する中で、リンパ管の走行を理解し、皮膚への刺激がリンパの流れに影響を与えることを発見した。当初はリンパ浮腫の治療に特化していたが、その後、美容や健康維持など、幅広い分野に応用されるようになった。
効果・効能
徒手リンパドレナージは、以下のような効果が期待できる。
- むくみの改善
- 冷え性の改善
- 便秘の解消
- 疲労回復
- 免疫力向上
- 美容効果(肌のハリ、リフトアップなど)
ただし、効果には個人差があり、全ての人に同様の効果が得られるわけではない。また、リンパドレナージは医療行為ではないため、病気の治療を目的とするものではない。
注意点
徒手リンパドレナージを受ける際には、以下の点に注意する必要がある。
- 発熱時、感染症にかかっている場合、悪性腫瘍のある場合は避ける。
- 心臓疾患、腎臓疾患、肝臓疾患などの持病がある場合は、事前に医師に相談する。
- 妊娠中、生理中は、施術を受ける前に施術者に伝える。
- 施術後は、水分を十分に摂取する。
関連する資格
徒手リンパドレナージの施術を行うための国家資格は存在しない。しかし、民間団体が認定する資格や講習会などが存在する。