移動補助具(いどうほじょぐ)
最終更新:2026/4/25
移動補助具は、身体機能の低下した人が、自力での移動を支援するために使用する器具の総称である。
別名・同義語 歩行補助具移動支援具
ポイント
移動補助具は、杖、歩行器、車椅子など多岐にわたり、利用者の身体状況や移動環境に合わせて選択される。高齢化社会において、その需要は増加傾向にある。
移動補助具とは
移動補助具は、歩行や移動における身体的な負担を軽減し、安全性を高めるために用いられる様々な器具を指します。高齢者や身体障害者、術後のリハビリテーション中の患者など、幅広い層の人々が利用します。
移動補助具の種類
移動補助具は、大きく分けて以下の種類があります。
- 杖: 最も一般的な移動補助具の一つで、歩行時のバランスを保ち、下肢への負担を軽減します。
- 歩行器: 杖よりも安定性が高く、両手で支えることでより安全な歩行をサポートします。
- 歩行補助車: 座席を備えた歩行器で、長時間の移動や休憩を必要とする場合に便利です。
- 車椅子: 自力での歩行が困難な場合に用いられ、手動式と電動式があります。
- シルバーカー: 買い物や外出時に荷物を運ぶことができる車輪付きのカートで、歩行の負担を軽減します。
移動補助具の選び方
移動補助具を選ぶ際には、以下の点を考慮することが重要です。
- 利用者の身体状況: 筋力、バランス感覚、関節の可動域などを考慮します。
- 移動環境: 屋内、屋外、平坦な道、坂道など、利用する場所の状況を考慮します。
- 目的: 日常生活での移動、リハビリテーション、レジャーなど、利用目的を考慮します。
専門家(医師、理学療法士、作業療法士など)に相談し、適切な移動補助具を選択することが推奨されます。
移動補助具の歴史
移動補助具の歴史は古く、杖は古代から用いられてきました。近代的な歩行器や車椅子は、19世紀以降に開発され、技術の進歩とともに機能やデザインが向上してきました。近年では、軽量化やコンパクト化、電動化などの技術が導入され、より使いやすい移動補助具が開発されています。