NEWS2(院内急変スコア)(にゅーすつー)
最終更新:2026/4/28
NEWS2(院内急変スコア)は、患者の生理学的指標を基に、院内での急変リスクを評価するためのスコアリングシステムである。
別名・同義語 早期警報スコア院内急変予測スコア
ポイント
NEWS2は、呼吸数、SpO2、体温、収縮期血圧、心拍数、意識レベルの6項目で構成され、スコアが高いほど急変リスクが高いと判断される。早期発見・早期介入を促すことを目的とする。
NEWS2(院内急変スコア)とは
NEWS2(National Early Warning Score 2)は、英国のRoyal College of Physiciansが開発した、患者の生理学的指標を用いて院内での急変リスクを評価するスコアリングシステムです。従来のNEWS(National Early Warning Score)を改訂したもので、より感度と特異度を高めることを目指しています。
評価項目
NEWS2は、以下の6つの生理学的指標を評価します。
- 呼吸数: 1分間の呼吸回数
- SpO2(経皮的酸素飽和度): 酸素飽和度
- 体温: 摂氏温度
- 収縮期血圧: 血液の最高血圧
- 心拍数: 1分間の心拍回数
- 意識レベル: AVPUスケール(Alert, Verbal, Pain, Unresponsive)
各指標に対して、正常範囲から逸脱した度合いに応じて0〜3点のスコアが割り当てられます。これらのスコアを合計したものが、NEWS2スコアとなります。
スコアの解釈
NEWS2スコアは、以下の通り解釈されます。
NEWS2導入の目的
NEWS2の導入により、以下の効果が期待されます。
- 早期発見: 急変の兆候を早期に発見し、迅速な対応を可能にする。
- 患者予後の改善: 適切なタイミングでの介入により、患者の予後を改善する。
- 医療資源の効率化: リスクに応じた適切な資源配分を可能にする。
注意点
NEWS2はあくまでスクリーニングツールであり、最終的な判断は医師が行う必要があります。また、NEWS2スコアは、患者の状態を総合的に評価する上での参考情報の一つとして活用されるべきです。